世界のアイス
林さんのリクエストで世界のアイスの紹介です。デザートを食べるたびに一言感想を書いているのでそれをまとめました。
Kekou Gelato (カナダ、トロント)
トロントのダウンタウンに数店舗出店しているアイス・パーラーで、ベトナム・コーヒーや黒ごまなどアジア系のフュージョン・フレーバーを多く取り扱っています。
下の画像は香港ミルクティとチョコレート・ジンジャーのソルベ(恐らくヴィーガン)。前者は茶葉が感じられるほど濃厚、後者はしょうがの繊維が入っているほど風味が強かったです。
ベトナム・コーヒーとアボカド・バナナ。アボカドとバナナが自然に混ざっていておいしかったものの、コーヒーはミルクの濃厚さがもう少しあればいいと思いました。
黒ごまとつぶあんホワイトチョコレート。ごまは濃厚さというよりはごま油のような香ばしさがでていて、すられてない粒のごまも入っていました。つぶあんはチョコレートとのハーモニーが感じられませんでした。
Kem Coba (カナダ、モントリオール)
モントリオールのヒップなエリアであるマイル・エンドの店で、ベトナム系のフュージョンで名前の「ケン・コバ」はタレントではなく恐らくベトナム語から来ているのではないかと思います。一店舗のみで夏場は待ち時間一時間ほどの列ができることもあります。ソフトクリームのフレーバーは週替わりのミックス一種類のみしか選べませんが、これを目当てに来る人が多い印象です。ちなみに並びには24時間営業の老舗フェアマウント・ベーグルや映画の撮影にも使われた伝説のサンドウィッチ店ウィレンスキーもあります。写真はココナッツといちごのソフトクリーム。ココナッツはとても濃厚でした。
クレーム・フレッシュとベトナム・コーヒー。クレーム・フレッシュは酸味が効いていて、コーヒーは練乳のコクがとてもよかったです。
小赤豆 (韓国、ソウル)
ソウルの国立現代美術館の近くにある店で木造の建物が目印です。写真はゆずと抹茶のかき氷とおしるこ。ゆずはかき氷にジャムが入っていて、抹茶はアイスが上に乗っていました。ちなみに韓国風の食べ方はビビンバと同じでまずぐちゃぐちゃにかき混ぜますが、私たちはそのまますくって食べました。おしるこは餅がやわらかくおいしかったです。
Osulloc (韓国、ソウル)
済州島の茶葉を使ったブランドで、店舗によりますが一階がお土産の売り場、二階がカフェになっています。写真は抹茶のかき氷とロースト・ウーロンのかき氷、そして抹茶のロールケーキ。かき氷の中にはアイスが入っていました。シロップではなくお茶を凍らせたものをかき氷にしているようでした。
Veganista (オーストリア、ウィーン)
ウィーンのヴィーガン・アイスのチェーンです。牛乳や卵を使っていないもののクッキー系などソルベ以外の味も充実しています。写真はシナモンとバニラのアイス。ちなみに豆知識ですが、英語で「アイス」というと氷の意味でアイスクリームを指すことはありませんが、ドイツ語の「Eis (アイス)」は日本語と同じでアイスクリームの意味も含まれるようです。
バジルとキャロット・ケーキのビーガン・アイス。バジルは爽やかで自然な甘みがついていました。キャロット・ケーキは驚くほど酸味が強かったです。関係ない話ですが、スタンプ・カードがたまったままどこかに眠っているのでまたいつか訪ねたいです。
Grom (イタリア、ミラノ)
イタリア発祥のチェーンですが以前は日本でも出店しており、それを知って大阪に行った際に梅田で一度食べたことがあります(現在は閉店)。写真はメロン、トロンチーノ(イタリア風ヌガー)、キスのジェラート。「キス」と表記されていたのかイタリア語の「バッチ」と書いてあったのかはわかりませんが、イタリア語で同名のチョコレート菓子のフレーバーです。
ビスケット、エクストラ・ダーク・チョコレート、塩キャラメルのジェラート。塩キャラメルは濃厚な味でおいしかったです。
Aldemir Eis (ドイツ、ベルリン)
ワッフルの上にアイスを三つチョイスして更にホイップ・クリームとソース、トッピングを選べる店です。写真はマジパンとチョコレートのトッピングのチョコレートと塩キャラメルのアイスのパフェ。
スジャータ (日本)
言わずと知れた新幹線のアイスです。写真の他に抹茶とりんごも食べました。
みかんは酸味からほのかな渋みまで繊細な味が伝わってくると同時に、それとは混ざらないようにミルクのコクも感じられました。