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ハラダ夫妻からのリクエスト 後編

ハラダ夫妻からのリクエスト 後編

ハラダ夫妻(@mariedesu さんと @chimanaco さん)がラジオ形式で私のブログに書いてほしいことを特別に収録して送ってくださったので、その返信としての記事です(前編はこちら)。

質問3:最近話題のコロナウイルスの影響

お二人の言う通り私は美大に通いながらアーティストとして活動していますが、今のところどちらにおいても影響は出ていません。ちょうど大学は春休みですが、4月以降についても特に休校などのアナウンスはされていません(ただ、私は大学にあまりおらず事情に疎いのでもしかしたら何か重要な告知を見逃している可能性はなくはないです)。手を洗いましょうのポスターは以前からいくつかのトイレに貼られていますが現状を加味してアップデートされているわけではないようです。

また、仕事でデュッセルドルフの工科大学に行ったり今日もちょうどドルトムントのシアターで仕事を始めるところですが、全て予定通りに行われていて中止や延期になった案件はありません。大学のメーリングリストを見ても展示のオープニングやパフォーマンスの告知がいつものように送られてくるので、特に自粛の動きはないようです。私の次回のパフォーマンスは5月以降でドイツの近隣の国でも予定しているので、それまで影響がないことを祈っています。個人的には日本のワークショップやパフォーマンスのコンテンツがストリーミングで充実しているのでうれしく思っています。コロナウイルス対策としてだけでなく、今後マネタイズする仕組みができてストリーミングがより身近なものになったらと思います。

街中で差別を受けたりしたことはありませんが、駅で中国人について差別的なことを話している人は見かけました(ドイツ語だったのではっきりとは理解できませんでしたが)。ケルンやデュッセルドルフの位置する西ドイツは比較的差別は少ないので、それもあって今のところ差別を受けていないのかもしれません。

質問4:ケルンはLGBTの街?

話としては聞いているのですが、実際にどうなのかはいまいちよく理解していません。大学の周りにはゲイ向けのシネマやバーがあり、一度大学の先生に連れていかれてバーに入ったことがありますが(他の学生は女の子が多かったのですが閉店間際だからと入れてもらえてました)、かわいいクマのぬいぐるみがたくさんあったのと、ゲーム機があるらしいこと(先生が遊ばせろと何度も店員にお願いしていたのですが閉店前だったので断られていました)しか覚えていないです。

7月にはプライドのパレードがあってちょうど去年見に行きましたが、夜遅くまで街中で盛り上がっていました。ただ、カーニバル(2月ごろに一週間ほど行われ、朝から飲み明かす悪名高いイベントとして有名)に代表されるようにケルン市民はパーティ気質があるのでLGBT関係なく騒ぎたいだけなのかもしれません。

また、2月にLGBTにフォーカスしたパフォーマンスのイベントが大学で行われてセミナーの友だちも出演していたのですが、その時驚いたことは観客の多くは学外の人だったということです(友だちの話していたところによるものです。私は大学にあまりいないので誰が学生なのかわからないので)。恐らく私の関わっていないところにLGBTのコミュニティが存在しているのだと思います。

番外編

プライベートの話ですが、今のところ特に浮いた話はありません!一応学内外で友だちは少しできたり、ドイツに来る前から知っている友だちもいるのでなんとか生きてます。今は自分の活動に熱中できているのでしばらくはこのまま突っ走ろうと思います!

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